セラピストに聞いてみた!施術前に気をつけていることとは?
今回お送りするのは、「セラピストに聞いてみた!」シリーズ。
テーマは、「メンズエステのセラピストが施術に入る前に気をつけていること」です。
癒しのサービスを提供する彼女たちは、どのような準備を整えたうえで皆さんを迎えているのでしょうか?
ニオイに気をつける
今回、エステの達人マガジンでは何人かのセラピストの方にお話を伺いましたが、「施術前に気をつけていることは何かありますか?」という問いに対して最も多く返ってきた答えがこちらでした。
特に、「施術前はニオイが体に残る食べ物や飲み物を慎む」という方が多い印象です。
たとえば、タイ古式マッサージを導入したサービスを提供するメンズエステのセラピストAさんは、このようなお話を聞かせてくれました。
「ウチはタイ古式マッサージが人気のメニューなんです。
わかるかな?あのー、ちょっとイタ気持ちいい感じのストレッチとかをやるマッサージなんですけど。
これをやるときはお客さんと近い距離で接するし、こっちも汗をかくから、ニオイには気をつけてます。
『痛いところありませんか?』とか聞いてきたセラピストの口が臭かったらイヤじゃないですか?
だから絶対にニオイが強いものは食べないし飲まないようにしてるんです。豚骨ラーメンとかレバニラ炒めとか、コーヒーとかね。
まあ、私はもともとこってりした料理が好きじゃないからそんなに大変じゃないけど、こってり系が好きな先輩とかは正直ちょっとつらいって言ってました(笑) その分、お休みの前の日にはガッツリ食べるんだそうです」
ちなみに、Aさんのお店では、Aさんも含めて汗対策に気を配るセラピストが多いようです。
「さっきも言ったみたいに、タイ古式マッサージってこっちも体を動かして汗をかくから、汗拭きシートは必需品ですね。私はお仕事を始めた当時は未経験だし緊張していたので、下着の替えも持って来てましたよ(笑)」
また、食べ物や飲み物だけでなく、日ごろ使用する化粧品や洗剤に気をつかうという方も多いようです。
以下、そんなセラピストBさんのお話を紹介します。
「男性はあんまりわからないかもしれないんですけど、女性が普段使ってる化粧品には香りが強いものも多かったりするので、そのへんは気をつけてます。アロマの香りに余計なニオイが混じっちゃったら気が散ると思うので……同じ理由で、洗剤や柔軟剤も無香料のやつを探してきて使ったりしてます」
雰囲気づくりに気をつける
メンズエステのお店は、癒しのムードにあふれた非日常感を感じられる雰囲気を作ることが大切です。
というわけで、身だしなみにとどまらずさまざまなことに目を配り、お客さんに最高の空間で癒しのひとときを過ごしてもらえるよう、施術前の準備に余念がないセラピストが数多く見られます。
たとえば、セラピストCさんは以下のように語ってくれました。
「エステのお店はお客様に“癒し”を提供するのが仕事ですけど、そもそも“癒し”って何なんでしょう?
私が思うに、“癒し”っていうのは“五感でリラックスできること”なんですよ。目で見て耳で聞いて、鼻で嗅いで、肌に触れて舌で味わう……全部の感覚に語りかけて、気持ちよく過ごしてもらうことだと思うんです。
だから、私がお客様を迎えるときはすべてを完璧な状態にしておけるように心がけてます。
ルームはきれいに掃除して、BGMを適度な音量にして、アロマの調合にも注意します。
それから、お客様の体に触れる手を万全な状態にするために、普段から保湿ケアやネイルなどは欠かしません。
ネイルといっても、ネイルアートなどはあまり良い印象を持たれない方もいらっしゃいますから控えています。定期的にハンドケアサロンに通って、爪をキレイに磨いてもらうんです。
それから、見苦しい姿を見せるわけにはいかないので、もちろん見た目にもこだわっています。メイクは濃すぎず薄すぎないナチュラルな感じでまとめて、清潔感を大事にしてます。
あとは、施術後に美味しいお茶をお出しして味覚もしっかりフォローさせていただいて、満ち足りた気分でお帰りいただけるように努めています」
まとめ
いかがでしょうか。
最後にご紹介したCさんほど細かく準備をしているセラピストはそれほど多くないかもしれませんが、「癒し=五感のリラックス」を提供するために努力を重ねるお店やセラピストは少なくありません。
エステの達人では、そんなセラピストの仕事ぶりもチェックできる「口コミ体験談」が充実しています。
メンズエステをご利用の際には、ぜひ確認してみてください。